買ってよかった!豊橋木工アップライトチェア使用感レビュー

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悩めるママさん

離乳食用のベビーチェア、どれを買うか迷うなぁ
アップライトチェアって、広告で見かけたけどどうなんだろう?
実際に使った人の感想が聞いてみたいな~

お子さんの離乳食が始まって腰がすわってきたら、そろそろベビーチェアを購入しようかなという時期ですね。
安くはない買い物だから、後悔したくない!そう考える方も多いと思います。

この記事では、管理人なのまのおすすめベビーチェア
豊橋木工 アップライトチェア
について、管理人なのまが実際に使ってみた感想を口コミします!

目次

アップライトチェアってどんな椅子?

アップライトチェアは、愛知県豊橋市にある豊橋木工による国内製造のベビーチェアです。
キャッチコピーは「こどもたちの姿勢を守る椅子」。
人間工学に基づいて、座った時の体の負担を軽減し、自然といい姿勢を保てるように設計されています。
ベビーチェアと言っていますが、こどもだけの椅子ではありません。
腰がすわったばかりの赤ちゃんから大人までだれでも使用することができます。
※身長90cm未満の子が使用する場合はベビーシートが必要です。

アップライトチェアのメリット

  • 正しい姿勢で座れる
  • 座面と足台が工具不要で細かく調整できる
  • 抜け出しにくい
  • 座面がクッションなのでお尻がすべらない
  • 安心の18年保証
  • 大人になっても使える
  • カラー展開が豊富
  • テーブル高70cmと63cmの2種類に対応
  • 組み立て不要
  • 取扱店によっては購入前にレンタルできる
  • 取扱店によってはアフターケアの会がある

挙げてみたら11個もありました。
ひとつずつ解説していきますね。

正しい姿勢で座れる

なんといっても一番はこれです。

お店にアップライトチェアを見に行こうとなった時は、
「ネットで見た感じはよさそうだけどどうかな~でも高いし買うかどうかわかんないな~」
ぐらいの気持ちでお店に向かっていました。

店員さんがサンプルのアップライトチェアの足台を息子に合う高さにちゃちゃっと調整してくださり、
いざ実物に息子を座らせてみた様子がこちら↓

めちゃくちゃ姿勢いい!

それまで離乳食は豆イス+チェアベルトで食べさせていて、前のめりになったり傾いたりしながら座っているのが常でした。
赤ちゃん用品売り場に並んでいる他のベビーチェアに座らせてみた時も「なんか斜めになってるけどこんなもんなのかな?」といまいちしっくりこない感じだったので、
アップライトチェアに背筋をのばしてしゃんと座っている姿に、大袈裟ですが衝撃を受けました。

そして、正しい姿勢で座れているだけじゃなくて、息子が全然ぐずらない。

抜け出したいような様子もなく、おとなしく座って机の上の絵本を開いたりしています。
きっと座り心地がいいんだろうな。

なのま

あまりにも姿勢よく座れていたので、即購入決定しました

座面と足台が工具不要で細かく調整できる

離乳食を食べるときの姿勢として、足の裏が足台にしっかりついていることが大事と言われています。
足の裏がついていると踏ん張りがきき、噛んだり飲み込んだりしやすくなるそうです。
その姿勢を保つためには、体に合わせて座面や足台の高さを微調整する必要があります。
他のメーカーのベビーチェアでは調整に六角レンチなど工具が必要なものもありますが、
アップライトチェアはネジグリップ式で、工具不要

画像の黒いネジで調整します。
高さが合わないと気付いた時にさっと調整できて便利です。

また、座面の高さは12mmきざみで14段階、足台の高さは15mmきざみで16段階と細かく調整可能で、
成長に合わせて最適な高さを設定できます。

なのま

足台の面が広いのも、安定するので嬉しいポイントです!

抜け出しにくい

アップライトチェアのベビーシートのガードはネジグリップで前後にスライドできます。

おなかにぴったり合わせられるので、隙間がなく赤ちゃんが抜け出しにくいつくりになっています。

うちの息子はやや細身で、購入時はガードをMAXまで締めても隙間ができてしまったのですが、
オプションパーツのホールドクッションを使うと隙間を埋めることができました。
細身の子でなくてもクッションを使った方がさらに抜け出しづらくなると思います。

座面がクッションなのでお尻がすべらない

実家に帰省したときはアップライトチェアではなく、親戚からいただいたおさがりのベビーチェアを使用しています。
その椅子は座面が木製で、食べている間に少しずつお尻がずれてきてしまって困るんですよね。
ずれないように前も後ろもクッションをはさんでなんとか食べています。
アップライトチェアなら、クッションがしっかりお尻を受け止めてくれてすべらない!
正しい姿勢をキープできて、ストレスなく最後まで食べ続けられます。

安心の18年保証

アップライトチェアの修理保証期間は、なんと18年間あります。
生まれて初めての椅子として使い始めてから高校卒業まで、めちゃめちゃ長いですね。
取扱説明書にしたがって使用し発生した、経年劣化以外の不具合は豊橋木工で修理してもらえます。
送料は豊橋木工持ちの着払いで、しかも必要であれば代替品の貸し出しもしてもらえるそうです。
実際利用するかどうかはわからないけど、そういうサービスがあると安心できますね。

大人になっても使える

アップライトチェアは赤ちゃんの時だけでなく、大人になっても使えます。
耐荷重は100kgです。
私たちが購入した取扱店の店員さんが、

店員さん

うちの店員は全員アップライトチェアで仕事しています!

とおっしゃっていました。
長時間座り仕事をしていても疲れにくいと重宝しているそうです。
デスクワークの方にとっては椅子の座り心地は重要ですよね。
いろいろといい椅子をご存じであろう家具屋の店員さんが選んでいるというので、かなり説得力がありました。
私と夫も、今使っているダイニングの椅子がヘタったらアップライトチェアに買い替えるのもいいなぁ、と思っています。

カラー展開が豊富

アップライトチェアはカラー展開が豊富です!

本体10色×座面20色でなんと200通り
ただし座面は合皮10色と布地10色です。
ベビーチェアとして使うときは、食べこぼしをふきとりやすい合皮をおすすめされているため、実質100通りかなと思います。
別売りで交換用の座面カバーがあるので、こどもが大きくなったら布地のカバーでイメチェンするのも楽しいですね。
本体のカラーについて、オイル仕上げとウォルナットはちょっとお値段が高くなります。

なのま

うちのは本体ナチュラル×座面・ベビーシートぺブル(合皮)
×クッションぺブル(布地)です

テーブル高70cmと63cmの2種類に対応

アップライトチェアにはスタンダードタイプとロータイプがあります。
スタンダードタイプはテーブル高70cm、ロータイプはテーブル高63cmを基準に設計されていて、
それぞれ67~73cm、60~66cmのテーブル高に対応しているので、
おうちのダイニングテーブルに合わせたチェアを選ぶことができます。
最近はソファーと合わせるようなちょっと低めのダイニングテーブルも流行ってるみたいですし、
幅広く対応しているのはありがたいですね。

組み立て不要

アップライトチェアは完成品で届き、組み立て不要です。
他のメーカーのベビーチェアの口コミの中には「組み立てに50分かかりとても大変でした」といったものも見かけます。
面倒な組み立てが不要で、届いて箱から出すだけですぐ使えるのはノンストレス!
また、強度の面でも安心できると感じます。

取扱店によっては購入前にレンタルできる

これは私が購入したお店はそうだった、ということなんですが、お店にあるサンプルのアップライトチェアを購入前に1週間お試しレンタルできました。
実際座ってみていい感じに離乳食を食べられるのか?部屋やテーブルに対してサイズ感はどうなのか?
気になるところを家でじっくり確かめられたので、安心して購入できました。
他の店舗でも実施しているかどうかはわからないので、気になる方はお近くの取扱店にお問い合わせください。

取扱店によってはアフターケアの会がある

私が購入したお店では、年に一回豊橋木工の方が来られて、アップライトユーザーのアフターケアの会があるそうです。
座面や足台の高さ調整が合っているか、使い方が間違っていないかなどみてもらえるとのこと。
買って終わり、ではなくその後もメーカーの方のケアがあるのは嬉しいですね。

なのま

うちが購入してからはまだ開催されていないのですが、しっかり参加してチェックしてもらおうと思っています

こちらも他の店舗でも実施しているかどうかはわからないので、気になる方はお近くの取扱店にお問い合わせください。
まあ全国でこのお店だけ、ってことはないだろうと思っているのですが。

…と書いていたら、とある家具屋さんのブログでその会の様子がレポートされているのを見つけました。
こちらでは「アップライトチェア座り方確認会」という名前で年に二回開催されているそうです。
ということは全国いろんな店舗さんで実施していそうですね。

たなかじま家具店「アップライトチェア座り方確認会ってなに?」
https://tanakajima.co.jp/blog/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2%E5%BA%A7%E3%82%8A%E6%96%B9%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E4%BC%9A%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%AB%EF%BC%9F/

アップライトチェアのデメリット

  • 価格が高い
  • スキマにゴミが挟まる
  • 椅子の後ろ脚に足をひっかける
  • テーブルがついていない
  • 取扱店が少ない
  • 納期が長い

当然ですがデメリットもありますね。
こちらもひとつずつ解説していきます。

価格が高い

アップライトチェア本体:49,500円
ベビーシート:11,000円
ホールドクッション:3,850円
三つ合わせて64,350円。さらに、本体・ベビーシートがオイルになると67,100円、ウォールナットで74,250円。
世の中には1万円台から買えるベビーチェアもたくさんある中、なかなかの高価格ではあると思います。
某有名なストッケのトリップトラップが、本体+ハーネス+ベビーセット+トレイ+クッションで68,838円らしいので、匹敵する高さですね。

なのま

それでもメリットがたくさんあったので、
私は買ってよかったと思っています

それに、アップライトチェアは18年保証。
高校卒業するまで、なんなら大人になっても使えると思ったら、価格は高いですがコスパとしてはかなりいいですよ。

スキマにゴミが挟まる

スキマは下の画像でいうとオレンジの○のところですね。

座面と足台で左右2か所ずつ、計4か所あります。
こちらのスキマに食べこぼしが挟まっちゃうことがあるんです。
ただ、ネジグリップを外せばすぐ拭けるので、掃除が大変!というほどでもないかな。

椅子の後ろ脚に足をひっかける

こちらはアップライトチェアに限った話ではないですね。
多くのベビーチェアが、安定のため後ろ脚がある程度出っ張った構造になっていると思います。
アップライトチェアの後ろ脚は角ばっているせいか、ひっかけるとけっこう痛いです…
ひっかけ対策に、うちではダイソーのぶつかり防止クッションを後ろ脚にかぶせて結束バンドで固定しています。

見た目はカッコ悪いですが、ひっかけても痛くないのでかなりストレスが軽減しました!

ぶつかり防止クッションはダイソーのベビー用品コーナーにありました。

テーブルがついていない

アップライトチェアにはテーブルがついておらず、大人と同様ダイニングテーブルで食事をすることになります。
ベビーチェアに付属のテーブルでなくダイニングテーブルで離乳食を食べさせる場合、
親が正面から食べさせてあげられないため赤ちゃんの向きが斜めになってしまいよくない、ということもあるそうです。
また、ダイニングテーブルが汚れたり傷がついたりするのが気になる方もいるかと思います。
うちでは汚れ・傷対策としてテーブルの上に40×60cmのシリコンマットを敷いています。
汚れたら流しでさっと洗えるし、傷もつかないので便利ですよ。

取扱店が少ない

アップライトチェアの取扱店リストはこちらです↓
https://toyomoku.co.jp/shoplist-ur/

私が住んでいる北陸で言うと、富山に3件、石川に2件、福井に1件。なかなかの少なさ
私は運よく近くに取扱店がありましたが、遠くにしかない方は大変ですね。
安くない買い物なので、やはり実物を見てから決めたいところです。
お近くに店舗がなくても、取り扱う家具屋さんのオンラインショップなどから購入自体はできるようです。

納期が長い

受注生産のため、買ってすぐ持ち帰るということができません。
私が購入したとき(2024年9月ごろ)は、注文から納品まで約1ヶ月でした。
家具屋さんのオンラインショップは、現在1ヶ月~2ヶ月半くらいの納期のところが多いようです。
アップライトチェアのレビューを調べてみると、過去には5ヶ月待った、半年待ったという時期もあったようで…
そのころと比べるとかなり納期が短縮されていますね。
とはいえ、お早めに検討していただくのがいいと思います。

まとめ:正しい姿勢を保つことができるアップライトチェアはやっぱりおすすめ

以上、アップライトチェアのメリットデメリットについてお伝えしました。
メリットたくさん、デメリットもいくらかあり、という感じですね。
とはいえデメリットは姿勢や安全性に関わるような致命的なものはなく、対策できるものもあります。

アップライトチェアを購入するかどうか迷っている方は、ぜひ一度お近くの取扱店に足を運んで、
実際にお子さんを座らせて試してみてほしいと思います。
座った姿を見たら、きっと買いたくなります。私はなりました。
お子さんの正しい姿勢のために、アップライトチェア、とってもおすすめです!

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